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2013年12月16日

『ピアノ教室の看板とのぼり』 今はこんなに手軽に、安く買えるんですね!


『ピアノ教室の看板とのぼり』
今はこんなに手軽に、安く買えるんですね!

もし知らなかった方で必要だと感じている教室運営者の方は、以下のリンクを参考にしてください。
看板のサイズやのぼりの種類には、いろいろあるようです。
看板には、個々の名称を入れてもらえるようです。

やっぱり『のぼり』とかしっかり立っていると、道を通る人がすぐ気づいて、よさそうですね。












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2013年06月06日

知行合一



「知行合一」という言葉があります。

わたしは、気になった言葉があったときは、その都度ちっちゃいホワイトボードに書くようにしています。

知行合一.jpg

最近気になったのが、この「知行合一」です。

もともと中国の陽明学からきている言葉です。
吉田松陰や渋沢栄一など、幕末の志士や新しい時代を切り開いた偉大な先人たちの行動の指針になった有名な言葉です。

意味は、こうです。

「知っていても行わない。それは、未だ知らないことと同じである」

つまり、知識だけじゃどうにもならない。
実践重視の考え方です。

知っていることは、実践することではじめて本当の知識や知恵になる。
そういうことを言いたい言葉です。

ピアノ業界やピアノ教室運営者の方の世界に限らず、今までのどおりのやり方で仕事をしていたのでは、もうなんとも発展のしようがないという閉塞状況が今の日本にはあるとおもいます。

ピアノ教室でいえば、教室を開いてただ待っていても、生徒さんは自動的に増えていかないという状況です。

むしろ、今より悪くなるばかりだと。

だから、よくあるピアノ教室の例でいうと、やはり新しい知識を仕入れて、ウェブのホームページでも広告のちらしの作り方でもいいんですが、そうやって営業でなんとかカバーしようとします。

ところが、ある程度、知識を仕入れても、実際やるとなるとたいへんで、結局やらずじまいになる。
そういうことは、よくあることだとおもいます。

そうしているうちに、一年が過ぎ、二年が過ぎる・・・
月日は、待ってくれません。

こういう状態になると、「知行合一」がまさに戒めている、それでは知識でさえ仕入れていることにはなりません。

そうなってしまいます。

こう言っているわたし自身も、この点については、ほんとうに反省が多いのです。
どうしても、いざ行動となると足踏みをすることが多くなってしまいます。

だからこそ、わたしはこの「知行合一」という言葉が気になったのだとおもいます。
いま必要な言葉だなと、直感的におもいました。


わたしに限らず、ピアノ業界にいらっしゃる方々には、この「知行合一」という言葉を行動の指針にすべきときがやってきているとおもいます。

おそらく、多くのピアノ教室運営者の方々やピアノ業界関係者は、何をやってもたいへんで、相当いきづまり感をもたれているのではないでしょうか。

日本の幕末から明治維新も、まさにそんな時代でした。
政治も外交も、庶民のくらしの経済も、いきづまりでした。

かつての吉田松陰や西郷隆盛、渋沢栄一などは、そんないきづまった時代から新しい時代を切り開いていった偉大な先人たちです。

知識を得ても、ただ愚痴を言っていたり、議論をしていたりするだけでは進歩がなく、前にすすめない。
そいうことを、彼らはこの言葉でもって伝えてくれているとおもいます。

吉田松陰は、講義をする部屋に、この言葉を書で書いた掛け軸を飾っていたといいます。
弟子や書生たちにも、強くこのメッセージを伝えたかったのだとおもいます。


わたしちたピアノにかかわる人間も、彼らが重んじた「知行合一」を行動指針にし、わたしたち個人がが抱えるいろいろな問題を突破していく。さらには、ピアノ業界全体を新しいステージに導いていくことが理想だとおもいます。

今の日本はとくに、あまりに知識に偏った教育をしています。
受験勉強やセンター試験が、よい例です。
いつの間にか、幕末に起こった実践教育が、忘れられてしまっています。

この傾向が、インターネット時代になって、ますます顕著になっているようにおもうのは、わたしだけではないでしょう。
あるテーマについて興味があったから、本を読んだ。ネットでいっしょうけんめい調べた。そうなるともう、そのテーマについてはなんでも知っているようなつもりになって満足してしまう。

そういった人に、「じゃあ、あなたはその後、その新しい知識に基いて何をやり、どう活用したの?」と聞くと、じつはなにもやっていない・・・

そんなことは、今の日本ではよく起こりがちなのです。
わたし自身もよくあることで、自分の戒めのために書いているようなものです。


ここでもうひとつ注意したいことがあります。
「知行合一」は、現状のいきづまりを突破し、新しいステージに導くための基本となる考え方です。

ですから、いくら行動することが大切だといっても、今と同じことをいくらいっしょうけんめい行動してやっていても、それは違うということ。

ピアノ教室にかかわる個人にしろ、ピアノ業界全体にしろ、飛躍するための新しい知識を得て、行動する。

ここが、キモです。

けっして今やっていることを、ただがむしゃらに行動せよという意味ではありませんので、注意が必要です。

いまうまくいっていることをいっしょうけんめいやるのは、もちろんよいことです。
でも、いまもあまりうまくいってないし、将来的にもこのままだとまずいだろうなぁ、とホンネでおもっていることをただ毎日実践していたとしたら、それはここでの話とはまったく違います。



まず新しい知識を得て、自分なりに考えて得心がいったことは、失敗を恐れずやってみる。

こういうスタンスと行動が、各々のピアノ教室運営の次のステージをつくってくれ、その集積がピアノ業界の未来に大きな変化をもたらすのだろうとおもいます。


「知行合一」

この言葉を、わたしは今、スルメをかむようにかみしめています。
自分は、果たしてどうだろうか、できているのか・・・

身近なピアノ業界関係者の方で、いろいろ目に浮かべてみます。
あのひとは、できているからすごいなぁ。
いや、あのひとは、あまりできてないなぁ。

そんなふうに、みなさんも、少し時間をとってかみしめてみてはいかがでしょうか。

posted by アライ at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 考え方・行動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月07日

ピアノ教室と今後の経済動向



広く「経済」というと、ピアノにかかわった仕事をしている方々には、ふだん直接的にはあまり馴染みがないように感じるかもしれません。
でも、あんがい、国の政策変更などによる経済の変化は、間接的にジワジワと効いてきて、影響を及ぼしてくるものです。

きょうは、今の経済動向だと、今後のピアノ調律、ピアノ教室運営など、それらにどう影響を及ぼしそうなのか、かんたんにふれてみたいとおもいます。


経済、景気対策にはいろいろありますが、以下の点がおそらく、わたしたちピアノに関わる仕事をしている人にとって最も大切だろうとおもいます。

これは、民主党から自民党政権になって、もっとも大きく変わった点でもあります。

・金融政策で円安誘導
・2%の物価上昇率目標



まず、円安とは何でしょうか。
円の値段が安くなる。
すなわち、世界の様々な通過の中で円の価値が下がることを意味します。

すると、こんなことがおこってきます。
今まで外国からなにかモノを買う(輸入する)とき、一個80円で買えたのに、同じモノを買うのに100円を出さないと買えなくなってしまう・・・
これは、同じモノを買うのに、以前よりも多くお金(この場合『円』)を払わなければならなくなった、といえます。

これが通過の価値が下がった状態、すなわち「円安」の状態です。

すでに現在の状況は、昨年末からどんどん「円安」になっています。
去年の12月は、たしか対ドル(一ドル)で80円ちょっとだったとおもいますが、現在(13年2月7日の時点)は93円です。

たとえば、ピアノをつくるのに、木材は外国から輸入しているはずです。
その木材をピアノメーカーが買うときの値段が、「円安」状況では以前よりも高くなってしまうのです。
すると、国内で販売されるグランドピアノやアップライトの値段も、高くなってしまいます。

まぁ、そういったピアノなど高級消費財への影響よりも、もっと気になることがあります。

そうやって「円安」状況がつづくと、いちばんの問題はわたしたち一般の人が生活するのに必要なエネルギー、食料にも影響してくることです。
つまるところ、生活費が今までよりも高くなるのです。


今のわたしたちの生活って、すごく輸入に頼っているんですね。
原油やガス、農産物、食料、鉱物など、輸入に頼っています。
食料品でいえば、農林水産省の発表では40%くらいが自給率ですから、およそ60%を輸入に頼って消費していることになります。

すると、これら原料だけでなく、その原料でつくられている生活用品やインフラ、そして食料などの輸入品が、円安になって値段が高くなる方向性になります。

インフラでいうなら、電気をつくるにも原油やガスをつかっていますね。
だから当然、「円安」がつづけば、電気料金、ガス料金も値上がりすることになります。


それから「2%の物価上昇」です。

いろいろな金融政策をつかって、今の物価を上げるねらいです。
これも、言うまでもなく上で挙げたような生活必需品の値段が上がっていく方向です。
それから、これによって住宅ローンなどの金利も上がっていくので、返済がきつくなる人も増えるのでしょう。


こうやって「円安」「物価上昇」によって、ガス代や電気代、衣食住にかかわるすべてのものの値段が高くなっていくとどうなるでしょうか。
多くの生活者の心理からいうと、「防衛本能」が必ず働くはずです。

日本では特に「今までもよりも、もっと節約しなくちゃ」という人が、確実に増える。

お昼は、会社の外で外食ではなく、お弁当をつくってもっていこう。
缶コーヒーはやめて、自宅でコーヒーをつくって、水筒でもっていこう。

ピアノをもっている家庭でいえば、「ピアノ調律をいつもより半年か、一年先に延ばそうか・・・」
子供をピアノ教室に習わせているお子さんをもつ家庭なら、「もっとリーズナブルなピアノ教室はないだろうか・・・」

こう考える傾向が、今までよりも全体的に強まっていくと考えられます。


もちろん、為替は世界の出来事のいろいろな要因で動くので、一本調子で「円安」がすすんでいく、とはいえません。
今年の後半「円高」にふれる可能性もあるだろうし、あるいはさらに激しく「円安」が加速することもあり得ます。

また、「物価上昇」も、ねらいどおりにすべての品物が値上がりするとは限りません。
それぞれの企業努力により、製品を今までどおりの価格で提供する会社もあるでしょうし、ありふれた商品ならむしろ価格が下がっていくこともあるでしょう。


いずれにしても、しばらくは「円安」「物価上昇」傾向がつづきそうで、一般の生活者はそれによる心理的な防御体制にますます入っていくだろうと私はおもいます。

ここではふれませんでしたが、来年からは消費税アップもいちおう予定されていますからね・・・


とにかく、こうした経済と家計の大きな変化は、ピアノにかかわる支出をどれくらい許せるのかに関係してきます。
ピアノ調律やピアノ教室運営など、ピアノにかかわるお仕事をされている方は、今後の運営・活動の参考になさってください。

posted by アライ at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済・経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月16日

きちんと事実を知る(ピアノ販売の動向)


事実をきちんと知っておくことは、モノゴトを考えていく上でベースとなる、とても大切なことだとおもいます。

たとえば、引越し先の状況をよく調べずに引越しをしたとします。
もしそこが、犯罪率が圧倒的に多い地域だっとしたら・・・

ひょっとすると、引越し前に描いていた幸せな家庭生活が破壊されるほど、危険な状況になるかもしれません。

もし事前にその地域の犯罪率の高さを知っていれば、こんなことにはならなかったのに・・・といったことになりかねません。

だから、どんなことでも、きちんと事実を予め知っておくことはとても重要です。


きょうは、ちょっと古いですが、2012年2月6日のピアノ販売に関する記事です。

トピックは、これです。

「ピアノ販売17年ぶり増…被災地で買い替え需要」


一見すると良い記事のようですが、17年間、ピアノの販売台数が減り続けている・・・という痛い話。
記事の一部とグラフを、次に引用します。

20120206_piano_hanbai_doukou.jpg.jpg

『 国内のピアノ販売台数(電子ピアノを除く)が昨年は前年比11%増の1万8164台と、17年ぶりに前年を上回ったことがわかった。
 国内の生産、販売実績をまとめている静岡県楽器製造協会(浜松市)は、東日本大震災の被災地で多くのピアノが壊れ、その買い替え需要が生じたことが主な要因とみている。

 同協会が現在の基準で統計を取り始めた1992年の国内ピアノ販売台数は11万3500台。95年以後は減り続け、2010年には1万6356台に落ち込んでいた。協会によると、少子化の影響や、高品質・低価格
化が進んでいる電子ピアノを購入する人が増えていることが販売減少の理由という。
 17年ぶりの販売台数増について、河合楽器製作所(浜松市)は「震災で壊れたピアノの買い替え需要で、仙台市などでは一昨年を上回る売れ行きだった」、ヤマハ(同)は「部品メーカーが被災して電子オルガンなどの
生産が落ち込み、ピアノ市場に客が流れた」と分析している。 』



たいへん厳しい事実だとおもいます。
17年間で、なんと七分の一にまで減っています。

人口減少や、電子ピアノの普及は、時代の流れとしてやむを得ないところがあります。
しかし、この厳しい事実に、ふだんからけっして目を背けず、きちんと向き合わなければいけないのでしょう。

ぜひ、今後のピアノ教室運営のご活動に、お役立てください。

posted by アライ at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

独学の建築家、安藤忠雄さんの話は説得力がある


この記事は、以下のリンクをご覧ください。
⇒ http://pianotuning.seesaa.net/article/157323109.html



posted by アライ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月12日

お正月、大河ドラマ『竜馬伝』を見てのつぶやき

お正月、1/3から始まったNHK大河ドラマ「竜馬伝」(福山雅治主演)を見ました。

ソフトバンクの孫正義会長は、彼のブログによれば、冒頭の岩崎弥太郎が竜馬を回顧する場面で感極まり、もう泣いちゃったらしい・・・

それはいくらなんでも早すぎますよ、孫会長。(笑)
でも、きっとそれだけ「幕末維新」や「坂本竜馬」に対する思い入れが強いんですねぇ。

福山雅治主演で話題のこのドラマ。
しかしまぁ、イケメンすぎて感情移入できんだろう、この福山竜馬は。(笑)

実際の竜馬は、もっと服装とかだらしなかったり汚かったそうで、ほんとに周りからバカなんじゃないかと思われていたらしいですから。もっと、とっぴょうしもないイメージのほうが、きっとふさわしいはず。

とまぁ、もう一人の主人公でライバル、岩崎弥太郎と同じ羨望と嫉妬にも似た感情になったりもしましたが。。。


それはともかく、それを見たあと、夢かうつつか、おもうかおもわないか、ぼんやりこんなことをひとりつぶやいていました。


〜ここから、一人つぶやき〜


竜馬が駆け抜けた幕末と今の日本。
状況、似てるなぁと。
でも、違うところもある。


幕末ってさぁ、すでに藩を中心とした地方分権じゃ間に合わなくなってたわけでしょ。
時すでにヨーロッパ帝国主義の時代で、そういう外圧に対して藩ごとの分権ではどうしようも対応できなくなっちゃってて。
だから、強力な中央集権政府をつくって、外圧の脅威に対して日本国全体で一丸となって守らなくちゃいけなかった。

それに、世界は植民地時代、自由貿易の時代に入りつつあって、江戸幕府の鎖国という制度もかなり時代遅れになっていた。

とにかく、大きな国の枠組みを変えなきゃならない、大きな構造転換のときにさしかかっていたわけだ。そのことを日本国に住む一般の民衆に知らしめたのが、『黒船来航』だった。1853年のことだ。この『黒船来航』が、竜馬をはじめ、維新の志士たちを動かすきっかけとなっていった。



じゃあ一方で、今の日本はどうだろう。

明治から昭和、戦後にかけて、強力な中央集権政府を作り上げてきたが、今、それが制度としてうまく機能していない。
地方なんかは、すごく傷んじゃってるわけで。

だから逆に、地方分権にもどして、それぞれの市町村が自発的にムダを省いたり、活力をもって生産性を上げることが必要になっている。

それをわかっている民主党は『地方分権』よりも強い意味で、『地方主権』という言葉をマニフェストでつかっているんだ。これは、この国を根本から作り変えようという意思の表れだ。

それから、今のわれわれの生活、経済環境をミクロでみてみる。すると、今までどおりやっていたんじゃうまくいかなくなった、そのことがすぐわかる。

グローバル化、発展途上国との自由貿易が進んだことによるひずみ、インターネット・コンピュータによるデジタル化・情報化の人件費、コスト削減。少子化という先進国特有の価値観の変化。90年代以降、国民大目標がないことによる方向感の喪失。

これらによって、80年代までの日本人の働き方、生活スタイルと同じようなことをしていたんじゃダメ、ということになっちゃった。昨日と同じ仕事をしてたんでは、給料は上がらないわ、仕事が減るわになってきた。

ピアノレッスンやピアノ調律でいえば、いままでと同じやり方では、料金を下げなきゃいけなかったり、ユーザーや生徒さんにはそっぽを向かれるようになった。


つまりさぁ、幕末も今の日本も、世界環境の大変化が原因で、根本的に国を作り変える必要性にせまられているところが、とても良く似ているんだよなぁ。。。

今起こってるこの大きな軸の変化を、いったいどれだけのピアノ講師さんやピアノ調律師さんは認識したり、感じているんだろうか…

世の中の変化を知るには、ただ毎日ピアノを弾いたり教えたり、ピアノ調律でユーザーの家を行き来してるだけじゃ、まずわからないだろう。

ぼくも以前そうだったときは、まったく世の中の変化に鈍感だったから、よくわかる。


とにかく、幕末も今の日本も、とてもよく似ている。
世界環境の大きな変化によって、制度崩壊やらあちこちでひずみがでてきて、人々の将来に対するすごい不安だとか、鬱屈感が蔓延してきているところが。このままでいいのか、と多くの人はおもってる。

でもさ、幕末と今の日本。
大きく違うところが一つあるよなぁ。


ペリーの『黒船来航』は、日本国にとって外圧という意味で『敵』だった。
『黒船』は、蒸気で動くし、でかい大砲も備えている。お化けみたいなすげぇ軍艦だ。
だから、民衆にとって、『敵』として、ひじょうにわかりやすかっただろう。

「『黒船』が大きな大砲で日本国を滅ぼそうとしている」

こんなイメージは、ひじょうにわかりやすい。
『敵』の正体は明らかだ。


それから、幕末から明治という新しい国家をつくるときに、ヨーロッパ先進国というはっきりと目指すべきモデルがあった。

だから、伊藤博文をはじめ、維新の志士たちが明治新政府を樹立したあと、長期の海外視察にいって、イギリスやドイツから国家や軍隊の作り方を学んでいる。



一方で、今の日本に住む人の立ちの生活を脅かそうとしている『敵』はどうだろう。

もういちど、いおう。

グローバル化、発展途上国との自由貿易のひずみ、インターネット・コンピュータによるデジタル化・情報化によるコスト削減、人件費削減。少子化という先進国特有の価値観の変化。90年代以降、国民大目標がないことによる方向感の喪失。

これら『敵』のどれも、じつは、とても見えにくいのだ。
見えにくいけど、ジワジワとアメーバのようにぼくたちの生活に侵食して脅かしてくる。

たとえば、グローバル化、あるいはコンピュータのシステム化によって、特に日本の製造業が今ほんとうに危機に瀕していて、日々、日本で働く場所が奪われているこの事実、『敵』を、どれだけの人たちがしっかり見てつかまえているんだろう。

2008年に世界を襲った金融危機にしてもそうだ。『金融工学』から生み出された『デリバティブズ』。この理屈を本当にわかっていて運用していた人は、いったい世界にどれくらいいたのだろう。ほとんどの人は、この難解な理論についてわからないまま、そして見えないまま、実際の運用をしていたはずだ。
もし、多くの人にこのしくみがしっかり見えていて、危険を感じることができれば、ここまで世界の経済や雇用をひどい状態に追い込むことはなかったのかもしれない。

いずれにしても、ぼくたちの周りにいるであろう『敵』たちが、現在の日本ではひじょうに見えにくくなっているのだ。

よくおもうのだが、いろんなことに日々格闘しているぼく自身を、なんだか透明人間と相撲をとっているようだ、と。

見えにくいから、すごくやっかいなんだ…
この格闘は、ほとんど想像力の世界だったりする。


この見えない『敵』に対して、ほとんどのピアノ講師さんやピアノ調律師さんは、ほんとうに無防備にみえてしまう。

やわなお肌をスキンケアもせず、長時間紫外線にさらしているようなもんだ。

だって紫外線という目に見えない敵の正体がなにかわからないうちは、対処しようという気持ちが起こってくるわけがない。当然だ。

つまるところ、いままでの方法、やり方で考えていては、とうてい勝てる相手ではない。
そういうことだ。


この見えざる『敵』。
これに対して、対抗手段はないものだろうかと、考えてしまう。

そのとき、ぼくの頭に浮かんできたキーワードは、この2つだ。


1)『想像力』

2)『歴史』



ひとつは、『想像力』だとおもう。
『敵』は、見えない。

だから、「見える化」しなくちゃいけない。
これが、もっとも大事だとおもう。

『抽象』→ 『具体化』→ 『予想(イメージ)』『具体的な方法論』

抽象的な(目に見えにくい)情報、問題から、できるだけ具体化して考える。
そこから、具体的な方法や、将来の予測をできるだけイメージ豊かにやる。

たとえば。

「最近、派遣だけではなく正社員の雇用も減っているそうだ」

こんな目に見えにくい、抽象的な情報を手に入れたとする。

ならば、こう具体化してみる。

・周りの友達や知人、関連関係の人、あるいは生徒やピアノユーザーさんを見渡してみると、ほんとうにそういう人が以前より増えていた。

・政府がだしている統計をみると、たしかに正社員の数が減っていた。

こんな具合に、見えにくいものは見やすくしてやる。
そして、その次もさらに重要だけど、そこから派生してくる問題を自分なりに想像してみる。

そうしたら、次のようなイメージがでてくるかもしれない。

・月8,000円のピアノレッスンの月謝も、ちょっと払うのはきついと思う人が増えるかもしれない。安くならないなら、辞めていく人もでそうだ。

・調律もほんとうは毎年したいけど、5年おきくらいにしておこう、そうおもうユーザーが増えるかもしれない。

・これからも日本での仕事が減り、社員が減り続ければ、ますますこのように思うユーザーや生徒さんは増えるだろうし、その要求はエスカレートするだろう。


こうやって敵をできるだけ「見える化」した後は、そいつをやっつけなくちゃいけない。

じゃあ、どうするか。

・生徒さんに自分のピアノレッスンがより魅力的に見え、感じてもらうにはどうしたらいいのか。あるいは、調律師の仕事がより魅力的に見え、もっと価値を感じてもらうには、どうしたらいいのかと。

・けっきょく、自分の価値を高めないといけないんだけど、その方法とは?


そうやって想像力を働かせ、具体的な方法、対策までイメージしてみる。


こうやって、ここまでイメージできるピアノ講師さんやピアノ調律師さんが、これからの時代は強くなるし、自分の良さや力を発揮できるだろう、とおもう。

だいたい、やるやらないの前に、このプロセスで「見える化」「イメージ化」していない人が、ほとんどだろうとおもう。

これでは、『想像力』が足らないといわれても、しかたないだろう。
だから、『想像力』を総動員して、それをまずやれた人は、必ず強くなる。




2)の『歴史』。
時代が大きく変わろうとするとき、やはり解決の拠り所にするのはまず歴史だとおもうから。

いままでの社会のしくみが大きく変わろうとしているときは、既存の枠組みや制度上で考えていても、むずかしい。いわゆる各論、対処療法では、ほとんど歯が立たない。
昨日まで通用していたことが、今日から急に通用しなくなる。変化の激しい時代は、そんなことが、しょっちゅう起こるからだ。

ある意味、飛躍しないといけないんだけど、そのヒントを歴史から得よう、という態度。

日本は歴史のある国で、たくさんの社会形態を経てきている。
室町から戦国時代に移行するとき、社会は大激変して、人々も長く混乱の時代を経験している。

また、戦国時代から江戸幕府、江戸幕府から明治維新、明治・昭和初期から戦後と、いずれも大激変と大混乱を繰り返してきた。

そんな激変する時代に、未来をつくり、伸びていった人々はどんな人で、どんな知恵をもっていたのか。

そういう歴史に学ぶ態度をもっているピアノ講師さん、ピアノ調律師さんが、きっと伸びるとぼくはおもう。

何より、歴史を学ぶことで、世の中は何が起こってもおかしくないもんだという態度を身につけることができる。これが、精神的な強さというか、安定感につながっていくはずだ。

たとえば、『終身雇用』という制度。ちょっと歴史を知れば、戦前はまだぜんぜん一般的に確立されておらず、それが一般化したのは戦後10年たったころだった。
こういった事実を歴史から知れば、そもそも『終身雇用制度』が磐石なものでないことがわかるだろう。時代が変われば、そんな一時的な制度も変わっていくのは、当たり前の話だ。

日本のピアノ教育の歴史にしたってそう。東京音楽学校から始まってたかだか100年とちょっと。最初、徒弟制度のように始まったピアノ教育だって、変化を重ねてきているし、これからいかようにも変化する可能性はある。

そういうはっきりとした歴史認識の積み重ねが、どんな変化の激しい時代でも強くなれる自分を形成してもくれる。

歴史を知れば、その変化に極度におびえたり、不安に思ったりすることも少なくなるだろう。

まあ、ちょっといやなんだけど、これから起こりそうな被害やデメリットを先に見てしまおうということ。
でも逆に、それによって、先に対する備えができるわけで、力強さと気持ちの安定感をもってすすむこともできるだろう。そう考えたいものだ。


『想像力』と『歴史力』。
これらを駆使して前にすすむことができるピアノ講師さんと調律師さんは強い、とおもう。

しいていえば、あと『知識力』があれば、完璧だ。



まだ明治政府が樹立する前、坂本龍馬は、懐から拳銃をみせて、

「これからの時代はこれ。刀の時代は終わったぜよ。」

そういったそうだ。

世の中が変われば、世をわたっていく道具も変わると言いたかったのだ。

今のぼくたちの前に立ちはだかる見えざる敵は、たしかに手強い
ならば、その敵と渡り合う道具をもたなければならない。

だけど、今ぼくたちに必要なのは、明治維新に貢献した坂本龍馬たちとはちょっと違った道具なのかもしれない。


こんな思いで、今年の『竜馬伝』を楽しみたいとおもう。


〜つぶやき終わり〜




posted by アライ at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

パソコン、ネットが苦手な人は、何から始めたらいいのか

「どうも、パソコン、ネットが苦手で・・・」

そうおっしゃる方が、けっこういらっしゃいます。

だから、インターネットやパソコンのさまざまな便利なツールをつかって、ピアノ教室の生徒募集活動、ホームページなどをつかったPR活動が思うようにできない、というわけです。

なるほど、そうかもしれません。

ピアノ教室の生徒募集にかんして、インターネットやパソコンが自由自在に扱えたら、そりゃあ、優位に決まってます。

でも、じゃあ学ぶべき基本って何?といわれれば、あんがい迷ってしまう。

ワード、エクセル、ホームページ作成、それからインターネット上の様々なしくみの理解や、画像作成無料ソフトなど、ちょっと思い浮かべるだけであまりにもたくさんでてくるわけで、いやになるほどです。

そうなると、なんでもかんでもやらなきゃいけないと、そういう強迫観念が生まれてきます。


しかし、そもそもです。

そんなにいろいろやんなきゃいけないの?ってことです。

それから、いろいろピアノ教室運営者の方とお話していくと、もっと違うレベルで悩んでいたり、止まっていたりすることがわかってくる。

すなわち、基礎の基礎、といったところでです。


考えてみれば、わたしもパソコンやインターネットの何も知らないところから始めました。だから、いちばん始めの始めに、どこでつまっていて、どこから自分なりのブレークスルーが起こり、自由に使いこなせているという感覚が生まれてきたのか、よくわかっています。


インターネットとパソコンを、個人の遊びではなく、実際に成果や実りをだすことを目的としてつかっていると、もっとも重要なことにしだいに気づきます。

それは、必要のないソフトやツールを見分け、ムダな・有料無料のサービスやしくみ、ツールをいかに使わないようにするか、あるいは学ばないようにするか、です。

そして、わかってきます。自分の頭で考えて生み出すという知的作業が、これからのピアノ教室の生徒募集活動にとっていかに大切になるのかが。

ほんとうは、はやくこの段階まできてほしい。

でも、いつまでもパソコンやネットに漠然とした不安や苦手意識をもっていて、「自分はできない」と自分で自分に暗示をかけていては、とうていそこまでいくことはおぼつきません。

だから、まず、その目標への道を照らすライトのような「基礎の基礎」を、早く身につける必要があります。

まず、安心してパソコンやインターネットに向かえる自分をつくることが大切です。自分はライトを持っているから、夜道もだいじょうぶと、そういう安心感を得ることがひじょうに大切です。

そうやって落ち着いてネットやパソコンの世界を眺めることができれば、ピアノ教室運営者にとって必要なツールやサービスとそうでないものが、だんだんわかるようになります。

できるだけ早く、「基礎の基礎」を身につけることです。
そうすれば、実は、そのあとやるべきことはそう多くありません。

では、その「基礎の基礎」、「超基本」です。

この三つ。


1) タッチタイピング

2) マイ・ノートパソコンをもつ

3) 外付けハードディスクを買う



1)タッチタイピングは、もっとも重要だとおもいます。
キーボードを見ずに、すばやく打てるとどうなるか。周りの人がすご〜い!といって尊敬してくれます。そのときの優越感が、すごく大事。(笑)
この自信が、もうパソコンならまかしといて、何でもやれちゃう、という気にさせてくれますから。
じっさいに、メールやワープロが早く打てれば、それは作業効率もあがるわけで、文章作成、PR活動にひじょうに役立ちます。

ヤフーなどの検索エンジンで、「タイピング  無料ソフト」と検索すれば、たくさん無料で練習できるソフトがでてきます。それをつかって、まず一ヶ月くらいでマスターします。


2) マイ・ノートパソコンをもつ

いまは、ネットブックという小型のノートパソコンが、3万円前後で買える時代です。

安い!いい時代です。

ですから、まず自分専用のをもちましょう。

http://kakaku.com/pc/note-pc/

自由に使える自分のパソコンがあれば、家族に迷惑がかかると気兼ねし、壊してしまうのではないかという心配もいりません。そういう消極的な姿勢が、その人から使いこなす能力を知らず知らずのうちに奪っています。自分専用機があれば、思い切って、どんどんつかいこんでいこうという気持ちになって、自然に能力がアップします。

この場合のインターネット接続ですが、家族で一つプロバイダ契約をしていれば、それで複数台のパソコンがつかえます。

「無線LAN」という機器を電話線とメインパソコンの間につなげれば、そこからマイノートパソコンに電波をとばしてインターネットを使うことできます。

http://kakaku.com/pc/wireless-router/



3) 外付けハードディスクを買う
 (または、USBフラッシュメモリを代用してもいいです)

パソコンは、おもいがけず動かなくこともあります。
せっかくいままでつくったファイルが、全部なくなってしまうこともあるわけです。
だから、万が一に備え、パソコンの外にハードディスクをつけておきます。そして、そこにパソコン内のファイルを定期的にコピーしておきます。
こうしておけば、いざというときにファイルが残るので、安心です。

http://kakaku.com/pc/external-hdd/

こういった対策をしておくことで、パソコンが壊れるのではないかという不安感から、自分の気持ちが消極的になるのを防ぎます。
パソコンは、壊れるのです。そういう前提にたつ。その前提にたった上で、予め対策を講じておけば、安心かつ積極的にパソコンをつかっていけますね。



そう、たったこれだけです。
これだけしっかりやるだけで、パソコンやネットに立ち向かうマインドがぜんぜん違うはず。

あとは、適切なアドバイザーにしたがって、必要なことを必要なときに、必要な分だけ身につけていけばいいのです。


まったくの初心者であれば、書店で初心者用のパソコン操作マニュアル本を買って、怖がらずにどんどんつかっていく。

いちど、OS(ウィンドウズXP,ウィンドウズ・ビスタなど)の再インストールを行ってもいいのです。
そうすれば、パソコン操作にかなり自信がつきます。

もし最初の段階でどうしてもわからないことがあれば、お知り合いなどの詳しい方にパソコン家庭教師を頼んで、その部分だけおしえてもらえばいいのです。


以上の三つが、パソコンの潜在的苦手意識を、きっと払拭してくれるでしょう。

パソコンやネットにいつまでも苦手意識のある人は、ぜひ試してみてくださいね。

posted by アライ at 21:04| Comment(1) | TrackBack(0) | パソコン・ネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月15日

2009年06月14日

基本的な礼儀とマナー、心構えのあるピアノ講師は、成約率が高い


基本的な礼儀とマナーのあるピアノ講師は、体験レッスンや面談につながる成約率が高いです。
サイト登録している講師さんの反応と結果をつぶさに見ていると、それがよくわかります。


たとえば、問い合わせメールへの返信。

ピアノ教室への問い合わせがあったときに、すぐ返信するピアノ講師さんと3日後に返信する講師さん。

両者では、明らかに前者のほうが反応がいいわけです。

理由は、かんたん。
速くメールをもらったほうが、問い合わせをした潜在的生徒さんやそのお母さんはそれだけでうれしいからです。

でも、返信が3日後とかになっているピアノ講師さんが、意外と多い。
教室への問い合わせメールへの返信は、優先度がもっとも高く、ビジネス常識からいうと24時間以内にしなければならない。それができていないということは、どうやらその知識と心構えがないようにみえます。

その他にも、ちょっとしたマナーや心構えといったことで、成約率がずいぶん違ってくることがたくさんあります。

メールマナー、それから問い合わせに対する心構え。
そういったことが、じつは一定の期間でみると、ずいぶんと大きな差となって表れてきます。

サイト登録ピアノ教室の講師さんには、さらに詳しくお伝えするつもりですが、こういった点がとても重要であることに、意外と気づいていないピアノ講師さんが多い。

これは、ピアノの指導が上手いとか下手とか、それ以前の問題です。

posted by アライ at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ教室運営 基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月25日

東京で登録ピアノ講師さんと面談する予定でしたが・・・

先日、4日ほど東京へ出向く用がありました。

せっかくなので、サイトで登録いただいているピアノ講師さんたちと、
できるだけ多くお会いして、いろいろご相談をお受けしようとおもいまいした。

そこで、個人面談という形でセッティングしたところ、5名のピアノ講師の方から連絡がありました。
でも残念ながら、みなさん、都合が悪く、やむを得ず今回は辞退したいとのことでした。

急だったこともあり、また、みなさんお忙しいようで、次回は平日ではなく休日を利用するなどしたほうがよさそうです。

ただし、登録ピアノ調律師さんとは、たくさん面談してきました。
その話はこちらから 
⇒ http://pianotuning.seesaa.net/article/116197910.html

これからもこういった面談の機会をつくって、登録ピアノ講師のみなさんの運営に微力ながらご協力できればとおもっています。







posted by アライ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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